CEATEC JAPAN 2018に行ってきました!

2018年10月18日に千葉市の幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2018」に行ってきました。

CEATEC JAPAN 2018は、各企業が出典する技術展示会で、家電メーカーや電子部品メーカー、通信機器メーカーなどが中心となって多くの企業が出展しています。今年は、金融と情報技術を融合したフィンテックが注目されるなか、金融機関の出典も目立ちました。

今回は、実際に足を運んで印象に残った出展を中心に紹介します。

幕張メッセまでのアクセス

今回CEATEC JAPAN 2018が開催されたのは千葉市美浜区の「幕張メッセ」にて開催されました。幕張メッセは東京駅から京葉線を利用して約30分程度時間を要します。

東京メトロ大手町駅に到着した小田急ロマンスカーメトロモーニングウェイ号

私の自宅は小田急沿線であるため、小田急線を利用して都心まで出る必要がありますが、朝の時間帯で通勤ラッシュと重なるため混雑をさけるために、最寄り駅から東京メトロ(地下鉄)直通の特急電車である「小田急ロマンスカーメトロモーニングウェイ号」を利用して大手町乗換なしかつ着席して日経新聞を読みながらゆったりと移動をしました。

ただし、大手町駅から京葉線の東京駅まで距離が長く乗り換えに20分程度時間を要してしまい、京葉線の乗り換えをできるだけスムーズにできないか、毎回行くときに考えさせられます。次回はもう少し楽に移動できる方法を模索したいものです。

金融機関の出展やフィンテック企業の出展が目立つ

今回のCEATEC JAPAN 2018では、これまで電機メーカーや電子部品メーカーなどが中心となって出展していましたが、金融機関やフィンテック企業の出展も目立ちました。

三菱UFJフィナンシャルグループ

三菱UFJフィナンシャルグループのブース

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)では、同グループ企業が行うフィンテック事業の取り組みを紹介しており、中でも印象に残ったのは、カブドットコム証券がVRを利用した株式トレードサービスを展示していました。これまで株式トレードを行う場合、複数のモニターを並べて行うことが一般的でしたが、VR用のグラスを装着するだけで、複数の情報を閲覧しながら取引が可能となるものです。

CrowdMoneyのサービス画面

また、MUFGの子会社であるJapan Digital Designとクラウドソーシングサービスを提供してるクラウドワークスが提携して設立したフィンテック企業「Crowd Money」では、クラウドワークスを利用して支払われた報酬をウォレットとして決済などに活用できるサービスを展示しています。

これまで、クラウドワークスでの報酬は手数料を差し引かれて銀行に振込となっていましたが、手数料の負担軽減や入金までのタイムラグがある課題を解消するとともに、キャッシュレス決済の促進につなげ、金回りを高める取り組みを行っています。

今後は情報社会となるなか企業に属さないで個人の能力を生かして働く方が増えていく中、企業と個人の金銭取引における新たなサービスとして期待できます。

三井住友フィナンシャルグループ

三井住友フィナンシャルグループのブース

三井住友フィナンシャルグループもブースを構えて、フィンテックへの取り組みを展示していました。

SMBC日興証券では、チャットアプリLINEを活用したサービスを展示しており、LINEでのお問い合わせやサポートだけではなく、投資情報の提供、最適な投資信託の提案、株価トレンドや現在の株価の通知など投資サービスをフルで活用できるサービスを展示していました。現在は成約があり難しいが、将来的にはLINEを利用して取引も技術的には可能としています。

株価トレンド見守り技術とポートフォリオ診断技術の説明

また、株式投資サービスの新たな取り組みとしては、人工知能(AI)を活用した個別銘柄の最適ポートフォリオを診断するサービスやAIが株価のトレンドを予測して売り時や買い時を知らせてくれるサービスを展示していました。

AIを活用したポートフォリオ診断は投資信託を対象としたものは多くありましたが、個別銘柄を対象としたサービスは同社が初となり、私のように個別銘柄を中心に投資する立場としては大変期待できるサービスであると考えました。

Origami

Origamiのブース

QRコードを活用したモバイル決済サービス「Origami Pay」を提供しているOrigamiは今回始めての出展となります。同社は折紙駅として駅のプラットフォームをモチーフに「Origami Kiosk」を設置して同社のOrigami Payが体験が可能となっていました。

同社では、QRコード活用したOrigami Payの付加価値と裾野を広げる新たな取組として、コーヒーショップで注文時の決済と同時に、注文データが厨房に送信され、飲み物をすばやく提供できるシステムの他、同社の決済アプリを活用して液晶モニターを活用した自動販売機で、モニタ上に表示されたドリンクをアプリでかざすだけで購入と決済が可能になるのほか、購入履歴の管理やクーポンの配信なども一括して提供が可能になります。

IoTやAIを活用した自動化による負荷軽減サービスも多く展示

これまでの電機メーカーや電子部品メーカー、情報通信企業などでは、これまでの培った技術を活用して、新たな取組としてIoTやAIを活用した自動化による負荷軽減サービスの展示が目立ちました。

NTTグループ

NTTグループブース

NTTグループでは、NTT各社が行っている事業への取り組みの他、将来に向けた取り組みを展示しています。

5Gを利用した建設現場の遠隔操作デモ

NTTドコモでは、小松製作所と組んで次世代のモバイル高速通信である5Gを利用した建設現場における遠隔操作の展示を行っていました。建設現場では労働負荷が高いことから就業する若者が減っているという課題があることや労働者の高齢化で人手不足が深刻化している課題を、遠隔操作で解決を目指しています。

また、日本における農業人口の減少対応において農家の負荷軽減ができるサービスの展示も行っています。ICTを活用した農作物の見守りや収穫時期の判定、家畜の体調管理といった、これまでICTの活用が少なかった領域での開拓を目指し、農家が抱えている課題を解決し生産向上をサポートを目指しているとのことです。

日本ユニシス

SIサービスの日本ユニシスでは、ICTを活用した各種システムソリューションを展示しています。

小売業向けに提供するロボットを活用した陳列商品情報を取得して値札や陳列状況などの問題点をピックアップしてくれる「Robotics as a service for Retail」を展示していました。小売業では、店内の陳列状態や値札の管理を行うのに多大な労力が必要とあっただけに、これらの負荷軽減は重要課題となっていました。これらの管理をロボットが行うことで人間の負荷を軽減をサポートしてくれます。

https://fortunepocket.jp/lp/

また、同社ではこれまで金融システムの構築実績が多いことから、これらのノウハウを生かして、フィンテック関連事業として個人向けにスマートフォンなどで簡単に利用できる資産管理アプリ「Fortune Pocket」を展示していました。

これまで将来的に必要となる資金や資産上の課題はファイナンシャルプランナーに相談する方法がありましたが、このアプリを利用することで個人の賃借対照表をアプリ上で表示し、今後のライフイベントなどで必要となるであろう金額を算出することで、個人の資金管理を手助けが可能となります。

Panasonic

パナソニックのブース

Panasonicは、これまでCEATECにおいては複数のテーマを展示するなど力を入れていましたが、今年は若干控えめな展示となっていました。

テーマとしては「見えないものを見える化」で、センシング技術を活用した各種システムを展示していました。これまで機械での取得が難しかった人の感情や考えていることを取得し、人の状況に応じて電化製品設定やその他システムでの活用を行うことで、これまで以上により良い環境の提供を提案していました。

これからIoTが普及する中で、機械学習においてあくまでもベースの初期情報を元に学習するものが大半でしたが、人々の感情を取得するという技術は少なく、これから同社が他社にない差別化できる技術として確率してほしいものです。

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