2020年2月度の運用実績のご報告

2020年2月度の運用実績が纏まりましたのでご報告いたします。2月度は上旬に日本企業を中心に決算発表が行われた他、米国企業の業績期待で株が買われる動きが目立ちました。一方で、中国武漢市を発症とした新型コロナウイルスが世界中に広がったことから、2月下旬に世界で株などのリスク資産を手放す動きが目立ち、株価が急落となりました。

2020年2月度の株式相場を振り返り

2020年2月度の株式相場は、日米ともに上旬から中旬にかけて堅調な値動きをしていました。新型コロナウイルスが中国を中心に感染拡大をしていましたが、上旬では日本企業の多くが決算発表を行い、米中貿易摩擦からの回復を織り込んだ買いが見られ、日経平均株価も2万4,000円付近で堅調に推移していました。

米国においても、2月上旬は米国企業の業績が好調であることなどを背景に、決算を期待した買いが見られ、NYダウは2万9000ドル前後で推移し、ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数に関しても、1万ポイント目の前まで推移していました。

しかしながら、この好調な相場が急転したのは、これまで中国を中心に東アジアを中心に拡大していた新型コロナウイルスが、イタリアなど欧州で大きく感染者が増えたことをきっかけに、世界的に感染者が一気に増えたことで、経済活動への影響を懸念して、2月24日から世界中の株が一気に売られる事となりました。

過去1年間の日経平均株価の値動き

過去1年間のNYダウの値動き

過去1年間のナスダック総合指数の値動き

24日から28日の一週間は、風船の空気が一気に抜けるのと同様な間隔で、連続して株価が下落し、最終取引日となる28日は日経平均株価は2万3500円前後から2万1142円96銭と約10%下落、NYダウは2万9000ドル前後から2万5409.35ドルと約12%下落、ナスダック総合指数は9800ポイント前後から8567.37ポイントと約12%下落しました。

保有銘柄一覧

2020年2月度の保有銘柄は全部で9銘柄となります。

新たに購入した銘柄としては、米国を中心にアフリカや中央アジアなどを新興国を中心に携帯電話基地局の土地や設備を賃借しているAmerican Tower Corporation(AMT)を新たに購入しました。

新型コロナウイルスの影響で米国株式市場が大きく下落する中、土地や設備の提供であるため、2008年のリーマンショック時においても業績が堅調であったことに加え、新興国市場において通信設備の整備が急速に進んでいる状況であること、次世代の広域帯無線通信である「5G」の投資重要も増えていることから、今後のさらなる成長が期待できます。

一方で、売却した銘柄としては、ANAホールディングス(9202)を全株売却いたしました。同銘柄は株式投資を始めた当初から保有していました。当初の目的は株主優待を目的としていましたが、現在は個人利益だけを追求する投資から、技術関連企業へ投資で間接的な技術支援を目的に仕事として投資していることから、保有目的が合わなくなっていることが売却を決意した理由となります。

また、最近では新幹線の速度向上や新規開業などで、国内移動で飛行機を利用する機会が減り優待を利用する機会も少ないのも現状でした。さらに、近年ではESG投資が着目されていますが、自家用車に次いで航空機は二酸化炭素を多く排出するなど地球環境への悪影響も指摘されていることに加え、関連して、世界中で異常気象も増えていることで欠航リスクなど将来的な業績にも影響を及ぼすことも懸念しています。

投資先業種

2020年2月度の業種は、ANAホールディングス(9202)を売却したことから、空輸が無くなり、新たに組み入れたAmerican Tower Corporation(AMT)の不動産が1%加わりました。American Tower Corporation(AMT)に関しては、新型コロナウイルスで相場が大荒れとなる中、時期を見計らって更に買い増しを検討しています。

その他も、この下落の時期を見計らって既存銘柄の買い増しや新たに組み入れる銘柄の選定作業を進めています。

運用実績

2020年2月度の運用実績はプラス7%となりました。2月上旬は20%近くまで大きく成績を上げましたが、新型コロナウイルスにより世界的に株価が大きく下げる中、保有銘柄の株価も大きく下がりました。

特に、日本株の下落が著しく、全体の運用成績を大きく下げる事になりました。米国株も下落をしましたが、運用成績そのものは悪くなく、運用成績を下支えする形となっています。

引き続き、組み入れる銘柄の見直しを進め、運用成績が低下している銘柄の売却や、将来的に有望な銘柄を購入し、運用成績の向上に努めていきます。

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