都市型水族館「川崎水族館(カワスイ)」を訪問

川崎市に2020年7月に会館した都市型の水族館「川崎水族館(カワスイ)」に行ってきました。これまで水族館は広い敷地に巨大な水槽で海の中を再現した作りで展示する形が多いですが、川崎水族館は都市型のコンパクトな水族館でありながら、音や照明、映像、植物を多様することで現実に近い形で見学および体験ができます。

都市型水族館「川崎水族館(カワスイ)」の概要

川崎水族館(カワスイ)は、2020年7月に開館した都市型の水族館で、JR川崎駅東口に位置するヨドバシカメラを核とした複合型商業施設である「ルフロン」の10階と9階にあります。(受付は10階です。)

通常、水族館と聞くと広い敷地に、巨大な水槽で海に近い形で多くの魚介類を展示していますが、川崎水族館は商業施設に入居するという珍しい水族館であります。一般的な水族館と比べると広さは限られますが、コンパクトでありながら、音や照明、映像などをうまく駆使することで、自然に近い形でより多くの魚介類が展示されています。

川崎水族館公式サイト

川崎水族館の入館料と営業時間は以下の通りです。

営業時間:昼:10:00~17:00(最終入場16:00) 夜間:18:00~22:00(最終入場21:00)
入場料:大人2,200円、高校生1,650円、小・中学生1,320円、 幼児(4歳以上)660円、3歳以下無料
年間パスポート:大人6,600円、高校生4,950円、小・中学生3,960円、 幼児(4歳以上)1,980円、3歳以下無料

川崎水族館(カワスイ)の見どころ

川崎水族館(カワスイ)は地元の多摩川にいる魚介類の紹介する「多摩川ゾーン」に加え、「オセアニア・アジアゾーン」、「アフリカゾーン」、「南アメリカゾーン」、「アマゾンゾーン」と世界各地域の魚介類の他、一部の野鳥と動物を展示しています。

多摩川ゾーン

多摩川ゾーンでは、地元多摩川に生息する魚介類を展示しています。多摩川は鯉やヤマメなどが生息している他、過去高度経済成長時代に水質が悪化しえ姿を消していた鮎も近年では水質改善で姿を見ることができます。

スクリーンに多摩川の風景(写真は溝の口駅付近)を映し出し水中の中をイメージした展示

近年では水質改善で鮎の姿も見られる様になった。

オセアニア・アジアゾーン

オセアニア・アジアゾーンでは、オセアニアやアジア地域で見られる特有の魚介類を展示しています。オセアニアでは日本では見かけることができない特殊な生き物も多いのが特徴です。

オセアニア・アジアゾーンでははじめにウミガメが出迎えてくれます。

アジアのナマズとも言われるコモンシートフィッシュです。

アフリカゾーン

アフリカゾーンでは、アフリカ地域に生息する魚介類を多く展示しています。アフリカの乾季と雨季など独特の環境に合わせた特徴な魚介類が特徴です。特に印象的なのは肺呼吸も可能なアフリカハイギョです。

色とりどりのお魚がたくさん泳いでいる姿を見ることができます。

 

肺呼吸も可能なアフリカハイギョです。

南アメリカゾーン

南アメリカゾーンでは特に展示スペースが広く確保されており、かなり力の入れようが感じられました。「パンタナルエリア」と「レンソイスエリア」「アクアラボエリア」に分かれています。

パンタナルエリアでは南米の熱帯湿原が再現されており、川崎水族館の中では一番大きい水槽と映像により現地で間近に見ているかのように再現されています。

レンソイスエリアでは、ブラジルにある真っ白な砂丘レンソイスを再現しています。TBSの世界ふしぎ発見でも取り上げられましたが、乾季には湖がなくなり、雨季になると湖が出現しますが、その湖にも多数の魚介類が生息しています。ただ、乾季にその魚介類はどうしているのか、また、雨季になった際何処から魚介類がやってくるのか未だに解明されていません。

アマゾンゾーン

アマゾンゾーンは、アマゾンのジャングルをイメージし、様々な動物を展示しています。川崎水族館では魚介類以外にも動物も一部展示しており、実際にアマゾンのジャングルに入った気持ちで動物と触れ合うことができます。

アマゾン川流域を中心に生息するカピバラです。分類上は鼠の仲間ですが、5分以上も水中に潜ることが可能です。

アマゾン川流域に生息するフタユビナマケモノです。人生のほとんどを木などにぶら下がって過ごします。

都市型とは思えないほど現実に近い形で見学や体験が可能

川崎水族館(カワスイ)は、商業施設に入居している水族館で、通常の水族館とは異なり規模が大きくありませんが、水槽だけではなく、映像や照明、現地で生息している植物を多様することで、商業施設の中にいるとは思えないほど、現実感がある展示内容に驚きました。

また、通常の水族館とは異なり、建物の建築などが不要であるため少ない設備投資で運営ができることに加え、買い物ついでや仕事帰りなどに気軽に立ち寄ることができるため、多くの来客も期待でき、利益率の面でも通常の水族館に比べて高く確保できるのではないかとも考えられます。

川崎水族館では、魚介類や動物の展示だけではなく、売店や土産店、飲食店も館内に入っており、友達同士や親子連れなどだれでも楽しめるようになっています。また、別途費用負担で動物とのふれあい(450円(税込))の他、従業員からのバックヤードツアー(1人800円(税込))も開催されています。

その他、施設に関する詳しい内容は川崎水族館公式サイトにてご確認をお願いします。

川崎水族館公式サイト