2021年10月度投資運用実績の報告

2021年10月度の投資運用実績が纏まりましたので報告します。新型コロナウイルスの予防接種が世界的に加速し経済回復が急ピッチで進む中、原油価格や原材料費が大きく上昇が目立っています。一方で株式相場では、中国の不動産問題や内政問題など懸念事項は残りますが、まだまだ経済回復を見込み世界的に株価も上昇傾向となっています。国内では衆議院選挙や企業決算発表を見極める動きが相次いだことでやや軟調な展開となりました。このような状況の中、当投資運用実績も先月に比べ大きく上昇し過去最高となりました。

2021年10月度の株式相場の振り返り

2021年10月度の株式相場は、やや乱高下が激しい値動きが続いていましたが、結果的に世界的にも株価は大きく上昇となりました。

新型コロナウイルスの感染症においては、世界各地でワクチン接種が進んでいることから、経済回復が加速しています。一方、経済回復が加速する中で急激な原材料の需要が増えていることから、需要と供給バランスが崩れており、原油価格が上昇する、その他の原材料費も大きく上昇している状況です。

新型コロナウイルス感染症拡大により、電子機器の需要が加速したことで半導体不足の状況はなお継続していますが、今後は原油価格が上昇することで、様々な商品やサービスの値上げも目立っています。ガソリン価格や電気代の値上げの他、食料品や日用品でも輸送費や加工に関わる費用が上昇していることで、企業の収益が圧迫し、消費者に転換せざる得ない状況となっています。

通常であれば、原油価格の上昇は株式相場にとっては負の材料となりますが、まだまだ経済回復を見据えて株価が買われている状況が続いる状況で、今後も原油価格の上昇が続く、消費者の買い控えも発生し、経済の冷え込みも懸念されます。

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一方で、中国では中国不動産大手中國恒大集団の問題はなお継続しています。同社は遅延するもなんとか利払いを進めている状況ではありますが、同業者において経営破綻が報道され始めています。また、中国政府による規制強化においても、情報通信業や教育業など今後の経営への懸念が払拭されない状況が続いています。

日本国内においては、衆議院選挙を見据えて外国人投資家を中心に買い控える動きが目立ったことや、企業決算発表も予定されている中、全体としてはやや軟調な展開となりました。

日経平均株価の株価推移

2021年9月度の日経平均株価の終値は、2万8,892円69銭で取引を終えました。先月に比べ1.9%下落となりました

ダウ工業株30種平均株価の株価推移

米国のダウ工業株30種平均株価の終値は、3万5,819ドル56セントで取引を終えました。先月に比べ5.51%上昇しました。

ナスダック総合指数の株価推移

S&P500指数の株価推移

ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数は1万5490.39ポイントで取引を終え、先月に比べ6.72%上昇、S&P500指数は4605.38ポイントで取引を終え、先月に比べ6.46%上昇しました。

保有銘柄一覧

2021年10月度の保有銘柄はMicrosoft(MSFT)を中心に10銘柄を保有しています。米国ハイテク銘柄を中心に株価が大きく上昇したことや、同社の決算発表で予想を上回る決算であったことから、同社株が大きく上昇し、保有割合も34%に上昇しました。

また、網易(9999.HK)といった中国銘柄については、政府の規制強化の影響で軟調な展開が続いていましたが、株価も少しづつ回復傾向となっており、僅かなながらに保有割合も上昇してきました。

10月度も株価が軟調な展開が続いていた場合、買い増し及び新規投資を検討していましたが、予想に反して株価が堅調であったことから、新規投資は見送りました。

投資先業種

2021年9月度の投資先の業種は、情報通信業が44%、電子機器が20%、金融が16%、半導体が12%と続いています。ハイテク銘柄を中心に投資していますが、前述したとおり、Microsoft(MSFT)の株価が大きく上昇したことが寄与し、情報通信業の保有割合が上昇しました。一方で、電子機器や半導体については、半導体不足の影響で株価ややや軟調に推移したことからわずかに保有割合を減らしています。

投資運用実績

2021年10月度の投資運用実績は、プラス30%となり先月に比べ7%上昇し過去最高となりました。米国企業の決算発表を受けて情報通信業を中心に株価が大きく上昇したことが寄与したほか、これまで軟調な展開が続いていた、中国株においても、反転の兆しが見え、株価も僅かながらに回復したことも、投資運用実績を大きく増やす要因となりました。

一方で、原油価格の高騰や中国内政問題など、リスクも顕在化している中、株式市場にとっては懸念すべき事項も多いのも事実です。好調な運用実績を維持するためにも、大きく下落したタイミングで投資できるよう資金準備を進めて行きます。