2022年4月度投資運用実績の報告

2022年4月度の投資運用実績が纏まりましたので報告します。4月度は引き続きロシアによるウクライナ侵攻による世界経済への影響の他、中国国内で新型コロナウイルス感染者数が急激に増えていることから上海など中国主要都市で都市封鎖を政府が実施したこと、米国長期金利の上昇により株式を売る動きが相次いだことから全体的には株安となり、当運用実績も先月に比べやや低下して終わりました。

2022年4月度の株式相場の振り返り

2022年4月度は、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、先月には底値で株式を買い戻す動きが目立ちましたが、買いは続かず4月度に入り株式を売る動きが目立ちました。その要因としては、中国国内で新型コロナウイルスへの感染者が爆発的に増えていることに加え、米国長期金利が上昇しており、一時3%台を記録したことで株式を売る動きが加速しています。

特に、中国国内で新型コロナウイルスの罹患者が増えていることで、中国政府が上海など中国の主要都市で都市封鎖(ロックダウン)を実施するなど、人、物、金の流通が滞ることで、世界経済への影響が懸念されることにあります。中国では物の製造の大半を担っていることから、中国が都市封鎖などの措置を実施することで世界各地へ物の共有が滞り経済活動へも大きな影響を与えます。

また、米国の長期金利の上昇は、米国の中央銀行であるFRBが金融引き締めに動いていることなどから、投資家が米国債を売る動きが加速していることが背景としてあります。従い、米国の10年物国債利回りは一時3%台まで上昇するなど、リスクを取ってまで株式を保有する意味も薄れていることが伺えます。

日本円対米ドルの為替推移

為替については、日本円対米ドルで1ドル130円台を一時突破しており、急激な円安が進行しています。長期金利の上昇で円を売る動きが加速していることが要因ではありますが、一昔前までは輸出企業にとっては円安は収益上昇に寄与するため市場にとってはプラス材料ではありましたが、しかしながら、日本企業も製造拠点を海外に移転する動きも近年増えたことから円安の利点は薄れてきているのも事実であります。特に、我々の日常生活には国外から輸入する食料品や日用品などの値上げ要因となり、消費者の買い控えにも繋がり経済への負の影響も考えられます。

日経平均株価の株価推移

このような状況の中、2022年4月度の日経平均株価の終値は、2万6847円90銭で取引を終え、先月に比べ3.62%下落しました。

ダウ工業30種平均株価の推移

米国のダウ工業株30種平均株価は、3万2977ドル21セントで取引を終え、先月に比べ5.15%下落しました。

ナスダック総合指数の推移

S&P500指数の推移

ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数は1万2334.64ポイントで取引を終え、先月に比べ15.2%下落、S&P500指数は4131.93ポイントで終え、先月に比べ9.64%下落しました。特にナスダック総合指数の下落率ははリーマンショック以来の大きさとなりました。

保有銘柄一覧

2022年4月度の保有銘柄はMicrosoft(MSFT)を中心に11銘柄保有しています。4月度は新規投資および追加投資については見送りました。しかしながら、株安が続いており、割安となっている銘柄も増えつつあることから新規投資及び追加投資についても少しつづ進めていきたいと考えております。売却銘柄についても有りませんので、先月とくらべて大きな割合変化はなく、株価上昇分でわずかに割合が増えているに留まります。

投資先業種

2022年4月度の投資先の業種は、情報通信業が38%、電子機器が26%、金融が17%、半導体が12%と続いています。前述した通り、新規投資および追加投資、売却ともに有りませんので、投資先業種の割合に大きな変更はありません。

投資運用実績

2022年4月度の総合的な投資運用実績は、30%となり先月に比べ4%下落しました。その要因は前述した通り長期金利の上昇で当方の運用割合が多いハイテク銘柄が下落したことにあります。一方で、現時点では外貨建資産が多いため、為替が対米ドルで円安に推移していることから、為替を加味すると総合的な運用実績におけるマイナス幅は僅かとなりました。

株式相場は引き続き不安定な状況が続いていますが、インフレへの備えも含めこの株安な状況から新規投資及び追加投資についても少しつづ進めていきたいと考えております。