2022年6月度投資運用実績の報告

2022年6月度の投資運用実績がまとまりましたので報告いたします。6月度も引き続きロシアによるウクライナ侵攻が続く中、それによる物価高が実経済へも少しづつ影響が出始めている他、FRBによる利上げ継続の見通しなどで市場は冷え込み株価は引き続き軟調な展開となりました。この状況から当運用成績においてもやや軟調な結果となりました。

2022年6月度の株式相場の振り返り

6月度も引き続きロシアによるウクライナ侵攻が続く中、それによる物価高が実経済へも少しづつ影響が出始めています。スーパーマーケットに出かけると、消費者への価格転換は軽微にとどまっていますが、食品製造会社各社では7月度より値上げすることを表明している企業も多く、日本国内でもその影響がじわりじわりと出てきています。

一方で、中国で新型コロナウイルス感染者が爆発的に増えたことで中国当局が上海の都市封鎖に踏み切りましたが、今月より解除となり世界的にも物流も正常化に向けて動いたことで、経済の正常化期待から、世界的に6月前半は株式が買われる動きが見られましたが、その勢いは長くは続かず、米FRBによる継続的な利上げする見通しが市場に広がり大きく株価が下落する場面もありました。特に、ハイテク銘柄が多いナスダック市場は2021年11月の最高値より30%以上の下落となっています。

日経平均株価の株価推移

2022年6月度の日経平均株価の終値は、2万6,393円04銭で取引を終え、先月に比べ約3.4%下落となりました。

ダウ工業株30種平均株価の推移

米国のダウ工業株30種平均株価の終値は、3万775ドル43セントで取引を終え、先月に比べ約7%下落となりました。

ナスダック総合指数の株価推移

S&P500の株価推移

ハイテク銘柄が多いナスダック総合指数は1万1028.74ポイント、S&P500指数は3785.38 ポイントで取引を終えました。

保有銘柄一覧

2022年6月度の保有銘柄はMicrosoft(MSFT)を中心に11銘柄保有しています。6月度も引き続き新規投資および追加投資については見送りました。株安が続いている状況ではありますが、乱高下が激しい状況が続いており、適切な投資タイミングの判断が難しい状況となっており、引き続き株価の動向を注視しています。

投資先業種

2022年6月度の投資先の業種は、情報通信業が39%、電子機器が24%、金融が17%、半導体が12%と続いています。前述した通り、新規投資および追加投資、売却ともに有りませんので、株価の変動要因以外での投資先業種の割合に大きな変更はありません。

投資運用実績

2022年6月度の投資運用実績は28%となりました。先月と比べほぼ横ばいの結果となりました。引き続き、FRBの利上げ継続していることを懸念して米国のナスダック上場銘柄においては大きな下落が続いていますが、為替が耐米ドルで引き続き円安に推移していることに加え、中国株が少しずつ回復傾向となっていることから、米国ハイテク銘柄の下落をやや補う形となりました。

この記事を書いた人

私は投資家として国内、米国、中国株式を中心に運用を行っています。また、新たに法人を設立し、新規事業の開業準備を進めています。