WEB媒体2サイトを事業仲介(M&A)業者を通じて売却成功!WEBサイト運営事業撤退の理由

弊社で運用していたWEB情報媒体を事業仲介(M&A)会社を通じて売却を行いました。これまで投資情報サイトと格安SIM情報サイトを運営していましたが、売却してWEBサイト運営から撤退するという決断を行いました。弊社の公式サイトではお知らせとして記載はしていますが、今回はその決断にいたって経緯について詳しく説明します。

WEB情報サイト2サイトを事業仲介(M&A)会社を通じて売却

これまで、弊社で運営していたWEB情報サイト2サイトを外部の事業会社に売却いたしました。売却額については非公表といたしますが、合わせて数百万円での売却に成功いたしました。

売却したのは以下2サイトとなります。

1.株式投資情報サイト「株式投資の道」

こちらは2017年より運営してきた投資情報サイトとなります。これまで当方で行っていた株式投資について、そのノウハウをまとめる目的で運営を行いました。このサイトの運営開始をきっかけに弊社の事業化も開始となりました。そのため、これまでの事業としては主力的な位置づけのサービスとなっていました。

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2.格安SIM情報サイト「格安SIM指南書」

こちらは2021年より運営を開始した格安SIMに関する情報サイトです。これまで運営していた投資情報サイトの知見を活かし、収益源を増やす目的で運用を開始しました。当時は、菅内閣が発足し通信料金の引き下げ機運が高まる中、多くの方に利用されてきました。

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WEBサイト2サイトの売却を決断した経緯

今回WEBサイト2サイトの売却を決断した経緯としては、基本的にこれらのWEBサイトは広告収益が収益源となっているわけですが、市場環境が大きく変わり、広告収益が減少し、今後の回復が難しくなっていることにあります。

一番大きい要因としては、Googleによる検索結果に表示するための基準が大きく変わる「Googleアップデート」が、実施され続けていることにあります。この影響を受けてWEBサイト運営を撤退する事業者や個人は増えてきていますが、Googleは金融や医療など人の人生や命にかかわる情報に関するサイトについては、検索エンジンで結果を表示する際に、内容を吟味して信頼性が高いサイトを優先的に表示するように仕組みを変更しています。

信頼性が高いサイトであることをGoogleに示すには、運営元の明示など事細かい対策が求められ、当サイトもこの要求に応じて専門家と連携して対策を進めていはいましたが、何せこれらも予想範囲内での対策となり、本当の仕組みはGoogleの内部の人しかこの基準はわからないのが事実で、特に大きな効果を得ることなく対策だけに多くの費用が発生していたのも事実です。

また、近年ではAppleのWEBサイト閲覧ソフトSafariを中心にCookie対策が進み閲覧履歴などの追跡が難しくなる中、利用者に最適な広告配信が難しくなっていることや、当媒体経由で注文があってもCookieによる追跡が不能となり結果として失注につながることも増えてきているの事実です。

一昔前までは、インターネット上の空間には情報は限られていましたので、サイトを製作し情報を多く乗せることで、自然に訪問者は増えていましたが、今ではインターネットは一般的となり、星の数だけサイトがある中、競合も多くなってきています。また、最近では活字離れが進んでいることや、Googleアップデートを機会に検索エンジン以外からの集客を確保すべくYouTubeといった動画配信サービスを活用した情報発信が活発となる中、文字だけでのサイトでは追求力が劣りつつあるのも収益減少の要因であると考えています。

私も動画配信やInstagramといったソーシャルメディアの活用も考えましたが、他の業務もあることや自分で実施する体力が無いこと、外注してまで費用をかけたく無い、いずれまた競合激化することが目に見えているため実施は行いませんでした。

WEBサイト運営事業は黒字だったが目指していた目標には届かず

WEBサイト運営事業は約5年程度行ってきたわけですが、この状況下でも黒字を維持することができました。一番売上が大きかったのは2020年で、新型コロナの感染拡大で株価が一時的に大きく下落する中、この機会に株式投資を始めたいと考える方が増えたことで、当サイトからの口座開設などで広告収益が大きく増えました。

しかしながら、Googleアップデートなどの影響で、その後の収益は冴えない展開が続き、広告収益は右肩下がりとなっていきます。全体で見れば黒字ではありましたが、本来目指していた額には到達できず、結果としては「どちらでもない」中途半端な状況で事業を終えることになります。

ただ、事業仲介会社を通じて、ほぼ想定通りの売却額で売却できたことについては気持ちよく事業を終えることができ、成功でよいのかと考えています。下手にこのまま続けていたら、確実に赤字となり収益圧迫、価値が下がり売却も困難になることも予想されることを考えれば、事業撤退は赤字になる前に価値がある状況で早期に徹底する決断も必要であることが重要であると再認識した次第です。

この記事を書いた人

私は投資家として国内、米国、中国株式を中心に運用を行っています。また、新たに法人を設立し、新規事業の開業準備を進めています。