2023年 年頭のご挨拶

2023年新年あけましておめでとうございます。旧昨年中も引き続きご支援頂きまして誠にありがとうございました。昨年は新型コロナウイルスによる経済規制について世界的に緩和が進む中で、急激な経済回復による原油価格の高騰などが進む中、懸念事項であったロシアによるウクライナ侵攻が現実となり、物価上昇を加速させ、国内でもあらゆる物の値段が上昇しました。

2021年は新型コロナウイルスによる経済規制からの回復を織り込んだことにより、株価は大きく上昇しましたが、昨年は株価上昇の反動や米国FRBの利上げ継続に伴い、株価が大きく売られる展開が続きました。昨年は年間を通じて株価が下落して終了となり、米国のダウ工業株30種平均株価は約10%の下落、日本の日経平均株価は約12%の下落となりました。

日本においては金融緩和が継続され低金利状況が続いている中、米国では利上げにより金利差が大きくなる中、為替が急激に円安に推移し、日本円対米ドルで一時1ドル150円台を記録するなど、円安も大きく加速しました。しかしながら、昨年末に日銀の黒田総裁が金融緩和の修正を発表したことで、金利上昇を折り込み、外国為替市場が円高となり、昨年末は1ドル130円前後とやや円安が落ち着きつつある状況となっています。

2022年は多くの企業経営者が景気回復を期待していましたが、ロシアによるウクライナ侵攻やFRBの利上げによる世界的な景気鈍化、更に、コロナ禍で過剰に人員を抱えた米国ハイテク企業の大規模人員削減など、世界では景気鈍化が目立ち始めています。中国では、ゼロコロナ政策が継続するなか、中国国内の景気が大幅に冷え込み、世界企業では中国での事業活動が難しくなる中、年末にかけてゼロコロナ政策に反対する人民の抗議活動が行われたことで、習政権は急遽ゼロコロナ政策を転換し経済活動の再開を行うものの、急激な方針転換で国内は混乱している状況となっています。一方で、国内の上場企業は世界と比較すると事業業績は堅調で、人手不足が続いている状況であり底堅い状況であります。

私自身の昨年の活動を振り返ると、まず投資事業については、前述した状況により一昨年より運用成績は低下して終了となりました。投資運用実績については別途報告いたしますが、年間を通じて運用成績が悪化したのは2018年以来となります。

一方で、インターネット事業については、既に当サイトでお伝えしていますが、今後の事業の見通しを考案し、事業売却を行いました。Googleの検索エンジン対策や個人情報の保護意識の高まり、動画配信サイトによる情報収集の需要の高まりなど事業環境の大幅な変化が訪れています。一昨年の年頭の挨拶では収益回復に向けた取り組みを行うことをお伝えしましたが、実際に動いたものの支出だけが増える状況となり、収益回復に結びつかない状況が長期化し、赤字の恐れもあったことから、早期売却を行い利益確定を行いました。

また、来年以降から新たに投資事業に付随した形で金融サービス事業の展開も検討しています。金融サービス事業と関連性の無いインターネット事業を売却し、投資を含む金融事業に注力していきたいという思いもあります。金融サービス事業については、昨年から準備を進めていますが、詳細についてはお伝えできる段階になり次第、改めて通知いたします。

今年は、インターネット事業の売却で得た資金を手元に、投資による配当金や売却益に加え、手数料収入による収益モデルを構築し収益確保及び拡大に努めてまいります。昨年に行った事業ポートフォリオの大幅な見直しが一段落し、新たな事業ポートフォリオ体制による再始動の年として、気持ちを新たに事業活動に取り組んでまいりたいと思います。

末筆ではございますが、本年度も皆様により良いサービスを提供できるよう努めて参りますので、引き続きよろしくお願い致します。

令和5年1月9日
吉川隆道

この記事を書いた人

私は投資家として国内、米国、中国株式を中心に運用を行っています。また、新たに法人を設立し、新規事業の開業準備を進めています。